国際結婚で感じたカルチャーショック

ベルギー

ヨーロッパ出身の主人の家族(義父母、義妹、義弟)とベルギーでしばらく一緒に暮らしたことがあります。私はアメリカで生活した経験はありますが、ヨーロッパは初めて… とは言え、カルチャーショックもいろいろありました。

ここでは、私がヨーロッパで暮らして驚いたことを紹介します。

1. 床掃除の仕方が日本と違うバケツ&モップ
皆さん!日本なら、畳やフローリングが一般的ですよね!畳なら畳の目に沿って掃除機をかけたり、同じく畳の目に沿って雑巾で拭いたりしますし、フローリングなら掃除機やホウキで床を綺麗にし、必要に応じてワックスをかけますよね。

しかし義両親宅の床は畳でもフローリングでもなく、絨毯敷きでないキッチンなどはブロックでした。

さすが土足の国。

義両親が旅行に出かけて帰ってくる前日、主人と床掃除をしようとしたのですが、主人のやり方と私のやり方が違ったのです。私がホウキを取って床を掃き、(ワックスはないので)雑巾がけをしようと思ったら、主人がいきなり水の入ったバケツを持ってきました。

「え?」と思ったら、主人はその水を床にばしゃーっと… そのまま見ていたら、主人はモップを持って来てそのまま床をゴシゴシ磨き始めたのです。

お互い目が合った時には、お互いに「え?」という状態でした(笑)主人は床に這いつくばって雑巾がけなんてあり得ないという状態で、私は床に水を撒くなんてあり得ない、そうか、床はブロックなんだから、モップという手があったか!という状態でした。

まさか国によって掃除の仕方が違うとは(笑)

2. トイレの表記が分からないトイレの表記
日本だと、トイレに行ってもどっちが女性か男性か分からない、なんていうことはありません。

だいたい赤と青で分かれていたり(もちろん、国によってはジェンダーの問題で赤と青が逆だったり、両方青だったり赤だったりということもあるため、色での判断は極めて危険ですが!)、「女性」「男性」と書かれていたり、あるいは女性の絵、男性の絵があったりと、誰が見ても分かるようになっていますよね。

最初に述べておきますが、ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語です。
そして主人の実家がある場所はフランダース地方でオランダが公用語です。

そのため、お店でトイレに行くと、女性や男性という表記がオランダ語なのです… 義両親と主人と4人で行ったバーにて、「トイレに行ってくるね」と席を離れ、そこで見たものは”Demes”と”Heren”!しかも色分けもされておらず、女性や男性のスカートを履いた人やズボンを履いた人のシルエットもなく、ちょうどトイレに行く人もいなかったため、どっちに入ったら良いのか分かりませんでした。

苦笑いをしながら席に戻り、「どっちのトイレに入ったら良いのか分からなくて…」と言ったら、義母が笑いながら一緒に来てくれました。

まさかトイレの「男性」と「女性」が判断できないとは…!ちなみにDamesが女性、Herenが男性です。
また、他の喫茶店では、「ラベンダー」「バジル」という表記がありました。

ラベンダーが女性でバジルが男性でしたが、これは誰に聞いても「分からない」「お洒落のつもりなんじゃない?」ということでした。
この時は本当に誰もいなかったので、ちらっと中を覗いてラベンダーに入りました(笑)公用語が分からない国では、トイレも一苦労です。

3. みんなが大好きなムール貝の蒸し焼きは…ムール貝の伝統料理
マッスルと呼ばれるムール貝の蒸し焼きはベルギーの伝統料理です。
私はベルギーと言えばチョコレート、ワッフル、ビール!と勝手に思っており、ムール貝の蒸し焼きが有名だとは知りませんでした。

でもこれ、みんな大好きなのです。

私は「マッスル」と言えば英語の”muscle”、つまり筋肉のことだとばかり思っており、義両親が「マッスルを食べに行こう!」と言った時も、ずっと何のことだろうと思っていました(笑)いざ見てびっくり。

私、食べられる貝はシジミの大きさまで。

サザエやムール貝など、特に好きとも思ったことがないし、むしろ好きではありませんでした。
最初は「げ!」と思いながら、でもベルギー料理としてのムール貝は食べたことがないし、頑張ろう!と食べてみたところ、思ったほど悪くはなかったです(でも大好きと言えるほど美味しいとは思わなかった…)。

しかし、私の胃は正直でした。

人間、「疲れた時に貝を食べると当たりやすい」と言いますよね。
結婚直後の生活環境の変化からだいぶ疲れも溜まっていたようで、3回ムール貝の蒸し焼きを食べましたが、2回当たりました。

おかげですっかりムール貝の蒸し焼きが食べられなくなってしまいました、私。

その後、ベルギーで会う人会う人に「マッスル食べた?美味しいでしょう!?」と言われ、まさか当たったとも言えず、「マッスルが私を好きではないらしい」と答えるようにしていました。

もう二度と食べない…!